「哲学カフェ」を2回開催しました。
どちらも若い世代の方を対象に募集をしました。
参加者が一つのテーマについて、それぞれ考え、
自分の経験に基づいて話し、お互い質問します。
「それってどういうことかな?」
「こういう場合はどうだろう?」
「ほんとうにそうかな?」
「その違いってなにかな?」
・・・などとテーマを深く掘り下げていきます。
普段何気なく使っている言葉や、
疑問も持たずに使っている概念について
ゆっくり深く考える時間です。
話しをまとめることはしません。
ゴールがあるわけでもありません。
お互いの立場や、背景など関係なく、フラットな空間なので
自由に考え、自由に発言できます。
考えが途中で変わってもいいので、
他の人の考えをきいて、自分はどう考えるか見つめ直し
また発言することを繰り返します。
発言したくなければしなくてもよいです。
参加者同士がお互いの考えを共有するとても貴重な体験です。
2月は7名。テーマは「若者とは?」でした。
「成長を感じられるときは?」「そもそも成長とは?」
などの問いについて対話されました。
参加者は、終わってからも思考が続いたそうです。
3月は3名でした。LINEのやりとりについて話すうちに
「目的のない会話はあるか」というテーマが出てきました。
色々な視点から「会話」について考え、哲学的な展開になりました。
「哲学対話」というと一見難しく思えますが、
一度体験してみると「くせ」になるようです。
フランスではカフェで日常的に行われていると聞きます。
日本でも近頃は、地域のサロンやカフェで
「哲学対話」好きの方が集まる機会が増えています。
あすラボでも、「哲学カフェ」を続けて開催していくつもりです。
興味のある方はぜひご連絡下さい!